監視設定代行・支援

お客様のご要望に応じて、当社が監視設定を実装いたします。
Zabbixの運用で負担となる「監視設定の追加・変更作業」「複雑な監視設定の実装」「お客様の環境にあわせたテンプレートの作成/見直し」などを代行いたします。

支援内容

Zabbixにおける各種監視定義の設定（追加・変更・削除）作業

• Zabbixユーザー・グループ
• 監視対象ホスト（サーバー・ネットワーク機器）(※2)
• テンプレート(※3)
• アイテム登録自動化（ディスカバリー）
• グラフ・スクリーン

1. 当社標準テンプレートを活用し、監視機器1台追加した場合。当社はアイテムで情報取得の確認まで、トリガーやアクションによる発報確認はお客様にて実施いただく想定です。具体的な期間はこちらからお問い合わせください。
2. プライベートMIB関連の監視も承りますのでご相談ください。
3. 独自監視設定（Zabbix標準テンプレートで実装できないもの）も承ります。

お客様にてZabbixを継続して安定運用できるよう、ノウハウの蓄積・共有を当社がサポートいたします。
日本語で記載した設定手順書の提供や当社エンジニアによる設定手順の引き継ぎを通じて、お客様は自社のZabbixノウハウを蓄積・共有いただき、担当者様に依存することなくZabbixを安定運用できる環境を目指します。

支援内容

• 日本語で記載した監視設定手順書の提供(※1)
• 当社エンジニアによる設定手順の引き継ぎの実施

設定手順書の概要

• 各種監視設定定義の設定手順（追加・変更・削除）
  • 監視対象ホスト（サーバー・ネットワーク機器）
  • テンプレート
  • 監視項目（アイテム）・トリガー条件式・アクション
  • 他(※2)
• 各種設定における留意点
  • テンプレート複製の場合
  • ログ監視の検知条件を設定する場合
  • メンテナンス設定の場合
  • 他(※2)

1. 当社のドキュメント形式にて提供いたします。お客様にあわせたドキュメント形式など、個別のご要望につきましてはこちらからお問い合わせください。
2. 設定手順書の具体的内容につきましてはこちらからお問い合わせください。

Zabbix 4.0から非推奨となっていたポジショナルマクロ変数がZabbix 6.0からサポートされません。
またZabbixのバージョンアップにて自動で変換されないため、お客様の手で変換作業が必要です。

Zabbix 4.0以上のバージョンでこの変数を利用している環境をお持ちの方はZabbix 6.0へのバージョンアップを迎える前に変換作業をすることでバージョンアップ時のリスクを軽減してはいかがでしょうか。
当社ではこの作業の実績もございますので、お気兼ねなくお申し付けください。

ポジショナルマクロとは...

アイテムキー設定に$1、$2 ... $Nを利用してN番目のパラメータを名前に表示する変数（機能）です。
Zabbix 4.0で追加された新しい形式のグラフが登場したことによって、非推奨として廃止が保留されていた機能です。Zabbix 6.0にてこの機能が廃止されたため、この変数を固定文字列に置き換える作業が必要となりました。

当社はこれまで、Zabbix環境の構築をはじめ、安定運用を目指したアセスメントやパフォーマンスチューニングなど幅広くお客様を支援してまいりました。これまで培ってきたノウハウを組み合わせ、お客様のZabbixに関するお困りごとの解決をサポートします。

以下に当社の支援事例の一部を紹介しますので、支援概要や規模・費用感などをご参考いただき、本サービスの活用をご検討ください。

ブラックボックス化した運用中のZabbixに対して、運用改善支援を実施

担当者が個別に構築したZabbixの利用が広がり、担当者が自由に監視対象やテンプレートを追加していった結果、管理担当者の変更にともなうブラックボックス化、監視設定の冗長化ならびに運用フローの未整備などの課題が顕著になりました。

そこで、標準テンプレート化と実装、必要な運用手順書の提供ならびに部門からの監視登録要望に対してのメニュー作成を実施、スムーズなZabbix運用が行えるような運用改善支援を実施いたしました。

運用中のZabbixに関する検証・評価支援と標準化作業を実施

Zabbixを用いて監視サービスを提供するベンダーに対して、第三者としての視点でZabbix設定に対する評価をおこないました。具体的には、設定内容の妥当性、アイテム定義などの命名規則やテンプレート標準化の提示をはじめ、テンプレート、LLDならびに正規表現などZabbixの機能活用でより便利に監視定義をおこなうためのアドバイスをいたしました。

Webhook機能を用いたKompira AlertHubとの連携を実施

Zabbix 4.4以降のバージョンで搭載されたWebhook機能を用いたアラート発報（トリガー／アクション）を用いて、アラート判断業務の運用自動化プラットフォームである Kompira AlertHub に対して連携したいとご相談いただきました。

連携方式・仕様確認時における質疑応答の勘所ならびに実現難易度の判断、Zabbix と Kompira AlertHub 間を接続する連携用スクリプトの実装／テストならびに設定／テスト方法の説明と引き継ぎまでを実施いたしました。

※ Kompira AlertHub ならびに Kompira シリーズは、株式会社フィックスポイントの商標または登録商標です。

Zabbix監視設定代行・支援の提供開始に対して、Zabbix Japan LLC様より以下のエンドースメントをいただいています。