Zabbix サーバーを冗長化する場合、Zabbix ならびに主従系切替・データ同期に伴う仕組みの実装が必要です。当社では、これらの考慮ポイントを網羅的にカバーすることで監視システムのサービス継続性を担保しながら、運用者の負荷を最大限に削減できるよう設計しています。
ミッションクリティカルなシステムの監視に Zabbix を採用している金融・通信業界のお客様、監視をサービスメニューとして提供しているデータセンター事業者様など、さまざまな業界のお客様に採用いただいています。
Zabbix サーバーを冗長化する場合、Zabbix ならびに主従系切替・データ同期に伴う仕組みの実装が必要です。当社では、これらの考慮ポイントを網羅的にカバーすることで監視システムのサービス継続性を担保しながら、運用者の負荷を最大限に削減できるよう設計しています。
ミッションクリティカルなシステムの監視に Zabbix を採用している金融・通信業界のお客様、監視をサービスメニューとして提供しているデータセンター事業者様など、さまざまな業界のお客様に採用いただいています。
ビジネスの多様化と変化が急速に進むなか、それらを支えるIT技術も日進月歩で進化しており、ITシステムがビジネスの根幹を支える大きな要素として重要性を高めています。それに伴いITシステムの安定稼働に対する要求も日々高まるなか、安定稼働を実現するために用いられる監視システムの役割も日々大きくなっており、安定した稼働監視の実現 = 監視システムの可用性担保はもはや必須と言っても過言ではなくなりました。
方式ごとの比較からクラウド環境との親和性まで紹介
Zabbix サーバーの高可用(冗長)構成には大きく以下3つの選択肢があり、それぞれの特徴には次のようなものがあります。
Zabbix バージョン 6.0 から登場した、Zabbix サーバーの標準機能でフェイルオーバー動作を実施する方式です。なお、Zabbix データベースにおける高可用(冗長)構成は提供されないため、AWS(Amazon Web Services)や Microsoft Azure をはじめとするクラウド環境と組み合わせ、Zabbix データベースにマネージドサービスを活用する方式にてコストメリットが出ます。
別途、HA クラスター製品を用いてフェイルオーバー動作を実施する方式です。Red Hat High Availability アドオンなどのクラスターソフトウェアを別途導入し、HA クラスターを構成します。
Zabbix Enterprise サポート&サブスクリプション契約にて利用可能となる、Zabbix設定バックアップ同期ツールを用いた Active-Active 冗長化方式です。
最適なHA構成を、Zabbix認定パートナーが提案いたします